出世魚のブリは大きさで呼び名が変わる!!ブリ以外の出世魚一覧も記載

豆知識

 

出世魚という言葉は誰しも聞いたことがあると思いますが、その定義や由来を正しく説明出来ますか??

今回は出世魚とはなにか、そして出世魚の代表であるブリの名前の変化やブリ以外の出世魚を一覧で見ていきたいと思います!!

 

1.出世魚とは??

出世魚とは、体が大きくなるにつれて呼び名が変化していく魚のことです。

ブリやスズキ、ボラなどが有名ですね!!

 

出世魚の由来は江戸時代までさかのぼり、当時の武士や学者が成長して出世する際に名前を変えていたことから、特定の魚も成長して大きさが変わると呼び名を変えるようになりました。

 

では、出世魚の定義をもう少し詳しく見ていきましょう。

大きさによって呼び名が変わって、それを出世魚と呼ぶなら他の魚も全部出世魚だよな・・・。

と思いませんか??

 

実は出世魚の条件は、

①めでたい魚である

②大きさの変化に伴い名称が変わる

③大きさの変化に伴い味が変わる

というものがあり、こうなってくるとかなり種類が限られてくるのがわかります。

 

例えばブリは「ワカナゴ⇒ワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリ」と大きさによって呼び名が変わり、ご存じの通り味も変わってきます。

さらにブリは年を越せることを祝う「年取り魚」として年末・年始には欠かせない食材で、とても縁起のいい魚とされていました!!

ちなみにスズキは白身魚を貴重なものとする関西において人気が高く、三大白身魚の1つとされているんです!!

「さかなクンのお魚図鑑(2)~スズキ編~」

このようにどんな魚でも出世魚になれるのではなく、厳しい条件を満たした特定の魚だけが出世魚に分類されるのがわかります。

そんな優秀な出世魚は現代においてもやはりめでたい席で用意されることが多いので、知っておくとどこかで役立つかもしれませんね!!

 

2.ブリの変化

ここでは出世魚の代表であるブリの名称の変化を見ていきましょう!!

ブリは地方によって呼び名が全然違ってくるのも面白いですよ。

 

ちなみにブリの旬は12~1月で、秋ごろに北海道から日本海側に南下してくる途中で捕獲されたものを寒ブリといい、脂がのり身は締まっているのでとても美味しいです!!

名称 大きさ
ワカシ ~35cm
イナダ ~60cm
ワラサ ~80cm
ブリ 80cm以上
 

最も大きいものがブリで、4段階に分類されることがわかりました。

しかしこれは関東における分け方であって、他の地方・県では全く違う呼び方をされているので見ていきましょう↓

地方・県 名称
関東

ワカシ → イナダ → ワラサ → ブリ

関西

ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ

東北

ツベ → イナダ → アオ → ブリ

北陸

ツバエリ → コズクラ → フクラギ → アオブリ → ハナジロ → ブリ

富山

ツバイソ → コズクラ → フクラギ → ガンド → ブリ

長野

イナダ → ハマチ → ブリ

山陰

ショウジゴ → ワカナ → メジロ → ハマチ → ブリ

四国・広島・山口

ヤズ → ハマチ → ブリ

九州

ワカナゴ → ヤズ → ハマチ → メジロ → ブリ → オオウオ

こんなに言い方が変わったら、地方に行くとなんの魚なのかわからなくなってしまいますよね。笑

関東・関西くらいは覚えておくべきかもしれません。

 

3.ブリ以外の出世魚一覧

ブリ以外の代表的な出世魚を一覧で紹介していきます!!

①スズキ

スズキ 大きさ
セイゴ ~40cm
フッコ ~60cm
スズキ 60cm以上

②サワラ

サワラ 大きさ
サゴシ ~50cm
ナギ ~60cm
サワラ 60cm以上

③コノシロ

コノシロ 大きさ
シンコ ~5cm
コハダ 7~10cm
ナカズミ 13cm
コノシロ 15cm以上

④クロダイ

クロダイ 大きさ
チン 10cm
チンチン 20cm
ケイズ 25~30cm
クロダイ 30cm以上

⑤ボラ

ボラ 大きさ
ハク 2~3cm
オボコ 3~18cm
イナ 18~30cm
ボラ 30cm以上
トド 50cm以上

⑥カンパチ

カンパチ 大きさ
ショッコ 35cm以下
シオゴ 35~60cm
アカハナ 60~80cm
カンパチ 80cm以上

 

いかがでしたか?

今回は出世魚の代表であるブリやその他の出世魚について書いてきました。

出世魚の定義や名称の変化について参考になれば幸いです!!

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Daiki Shibata

Daiki Shibata

旅/バックパッカー/海外留学/海外インターン/マラソン/サブ3/ジムインストラクター/経済/途上国支援

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