発展途上国の現状と問題点は??貧困国の生活は実際どれくらい貧しいのか

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もし、皆さんが明日から1日100円以下で生活していかなければならなくなったら?

また、生まれながらにそんな状況を強いられている人がこの世に何億人いるかご存じですか?

 

この記事では発展途上国の現状や問題点を紹介していきます。

現実から目を逸らさずに受け止めて、そして考えるきっかけになればと思います。

 

 

1.貧困とは??

 

発展途上国の現状や問題点の前に、そもそも貧困とは何かを整理していきましょう。

 

あまり知られていませんが、貧困は「絶対的貧困」「相対的貧困」の大きく2つに分けられるんです。

 

絶対的貧困

必要最低限の生活が確保出来ず、明日の食料にさえ困っているような状態。

 

相対的貧困

病院に行けない、大学へ行けない、友達と遊びに行けないなど、普通に生きてはいけるけど周りの豊かさに比べて貧しい状態。

 

普通に服を着て、普通にご飯を食べて生活しているので一見貧困にみえないことから、「見えない貧困」ということで最近日本のニュースでも取り上げられていますね。

 

 

2.貧困国の種類

 

世界にどれだけ貧しい国があるか想像つきますか?

 

驚くことに、なんと世界の約75%の国々がいわゆる貧困国であるとされています。

そしてその貧困国はさらに2種類に分けられるので、下記をご覧ください↓

 

①開発途上国(発展途上国・第三世界)

先進国に比べて貧しい国々を指します。

開発途上国という名の通り、国として成長の途中であり、先進国に比べ驚異的なスピードで年々経済成長している国も数多く見られます。

アジア、南米、アフリカなど幅広い地域でみられます。

 

例:インド・フィリピン・ブラジル・エジプトなど

 

②後発開発途上国(最貧国・第四世界)

開発途上国よりも更に貧しい国を指します。

あまり馴染みのない言葉ですが、第四世界という呼び方もするようです。

東南アジアやアフリカに多くみられます。

 

例:カンボジア・ミャンマー・エチオピア・マダガスカルなど

 

3.世界の貧困の現状

ユニセフ IMAGINE Full Ver./日本ユニセフ協会

 

貧困国に住むどれだけの人が、どんな水準で生活しているのかをわかりやすく書いていきます。

日本人として生まれ、日本で生活している私たちには想像できないほど過酷な生活を強いられている人たちがたくさんいるのです。

 

①1日1ドル以下での生活

絶対的貧困の中でも1日1ドル以下で生活しなければいけない人はどれくらいいるでしょう?

 

一説には約8億人と言われており、なんとこれは日本やアメリカのような先進国、所謂豊かな国に住む人の数とあまり変わらないのです。

 

もちろん1日2ドル、3ドル…で生活している人も加えていくと圧倒的に貧しい生活をしている人のほうが多くなります。

 

②衛生状態が悪い

井戸やトイレがない、紛争や災害による建物の破壊、寄生虫の蔓延などが原因の衛生状態の悪化が病気をもたらしています。

特に貧しい地域では飲み水が確保できないため、そこらの池の水を飲むしかなく、またそれを沸騰させる薪さえも買えないという最悪な状況が現実にあります。

大量の病原菌を直に飲んでいるようなものです。

 

③十分な治療が受けられない

5歳の誕生日が迎えられない。

 

年間約810万人もの子供が5歳未満で命を落としています。

 

その一番の原因は病院での治療が受けられないことです。

そもそも病院が無い、あってもお金が無いという理由で行けない子供が数多くいます。

 

死につながる主な病気は「下痢」「肺炎」「マラリア」の3種類です。

 

なんで下痢?と思うかもしれませんが、

正確には下痢によって起こる脱水症状が原因です。

つまり、それだけ飲料水が確保できないということを表しています。

 

そしてこの3種類のいずれかによって、約10秒に一人が命を落としているのが現実です。

 

 

4.なぜ貧しい国は貧しいままなのか

 

なぜアフリカなどの貧しい国に先進国は援助をしているのにも関わらず貧しいままなのか。

 

日本やアメリカみたいに賢い人が多くないから?

 

確かに義務教育を十分に受けられない人が多いので勉強面で劣ることはあるかもしれませんが、それは貧しくて学校に通えないからという結果論であり、それが貧困の直接の原因になっているわけではありません。

 

原因はこれ、と特定して言えないくらい様々な要因が重なって貧困につながっているのですが、

 

例えば国の指導者が悪い奴で国民の税金を巻き上げて私腹を肥やしたり。

戦争がよく起きるところだと軍資金を大量に消費したり、建物や工場などを破壊したり。

国の立地が悪いと災害が起こりやすかったり、人材や物資の移動が大変だったり。

 

原因はその国の歴史や事情によって異なるのです。

 

 

5.どうやったら貧困はなくなる?

一般的に大きく分けて2つの方法が挙げられますます。

 

食料や物資を直接あげる、国際ボランティアと聞いて真っ先に浮かびそうな方法。

もう一つは技術を伝える方法。

 

お金や物資をあげるだけではその場しのぎにしかならず、根本から豊かになったとは言えません。

技術として、例えば稲作を現地人に教えて自分たちで生産できるようにすれば米も生み出せてそれに関する仕事も増えます。

 

これを様々な分野で行うことで総合的に貧困を改善することに役立つでしょう。

 

ただ、明日の食料確保も行えない状況下で呑気に稲作なんて教えている場合ではありませんので、物資の提供と技術の提供はケースバイケースで組み合わせが大切だということがわかります。

100円の旅 ~みなさまのご支援で /日本ユニセフ協会

いかがでしたか?

ところで、この記事を読めている時点であなたはおそらく裕福なほうであり、逆に上記のような本当に貧しい人々はこういった記事を読むこともなければ情報番組を見ることもFacebookで様々な人の投稿を読むことも無いので、

そもそも自分が生まれながらに世界的に貧しい暮らしを強いられているのだということすら知らずに年をとっていく人も多いのかもしれません。

 

そう考えると、なんだかなあという気分になるのですが皆さんはどうお考えでしょうか?

私たちに出来ることは何か、ヒントとなるかもしれない記事も書きましたので是非ご覧ください。

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Daiki Shibata

Daiki Shibata

旅/バックパッカー/海外留学/海外インターン/マラソン/サブ3/ジムインストラクター/経済/途上国支援

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