紫綬褒章と文化勲章の違いとは??子供向けにわかりやすく説明してみた

豆知識

 

よくテレビで有名な方が紫綬褒章(しじゅほうしょう)や文化勲章(ぶんかくんしょう)を授与した、なんてやってますよね。

最近ではフィギュアスケートで五輪2連覇を果たした羽生結弦選手が紫綬褒章を授与して話題になりました。

 

そこで今回は、紫綬褒章や文化勲章の違い、受章の対象者・条件などをまとめていきたいと思います!!

 

1.褒章と勲章の違いとは?

春の叙勲・褒章伝達式

 

褒章と勲章の違いが何かを理解するために、

そもそも褒章とは何か、勲章とは何かを説明していきます!!

 

①褒章とは

年齢や期間に関わらず、社会面や文化面において大きく貢献した人を評価します。

年間500~600名が受章しています。

 

②勲章とは

長年による努力や成果を国が評価するものです。

基本的には70歳以上の方が受章の対象となります。

年間7000~8000名が受章しています。

 

褒章と勲章の違いは、簡単に言えば対象年齢・尽力の期間でしょうか。

褒章は70歳以上という対象年齢や長年の尽力という縛りが無いため、羽生選手のような若い方も受章出来たのです。

 

また、かつては勲章を与えられた者には終身年金も与えられるという特典があったのですが、現在は憲法にも記されている通り廃止されています↓

栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。(日本国憲法第14条3項)

 

2.褒章の種類

 

さて、褒章がなんなのかは理解できました。

次に疑問なのが「褒章にはどんな種類があるか」「どうやったら褒章がもらえるのか」ですね!!

 

ここでは紫綬褒章をはじめとした褒章の種類とそれぞれの章をもらうための条件や事例を書いていきたいと思います!!

 

紅綬褒章(こうじゅ)・緑綬褒章(りょくじゅ)・黄綬褒章(おうじゅ)・藍綬褒章(らんじゅ)・紺綬褒章(こんじゅ)

↑褒章は6種類あり、それぞれに受章の条件があります。

 

①紅綬褒章

これは、命がけで人を助けた方へ贈られる章です。

他の章は才能や努力を讃えるものであるのに対し、これはどちらかというと勇敢さを讃えるものと言えるかもしれません。

 

過去の受章例として、海で溺れている人を飛び込んで助けた、火事で家に取り残された人を助けた、踏切内で転倒した老人を電車通過ギリギリで助けたなどがあります。

 

②緑綬褒章

緑綬褒章は、長い間ボランティア活動に力を注いで貢献し、成果を出した方に贈られる章です。

個人はもちろん、「~会」や「~グループ」といった団体での受章も目立ちます。

 

例としては介護福祉系のボランティアや手話教室の開催、本の読み聞かせを行うなどが挙げられます。

 

③黄綬褒章

農工商の分野に力を注ぎ、手本となるような優秀な技術を持つ方が対象です。

その道を究めた者に贈られるということですね!!

 

例として、日本料理・中華料理のスペシャリストや金属機械工・自動車機械工のスペシャリストなどです。

 

④紫綬褒章

スポーツや芸術・学術の分野における優秀な方や科学における発明や発見が評価されます。

最近で言うとフィギュアの羽生選手が受章してニュースになったりしているので、6つの褒章の中では一番馴染みがあるのではないでしょうか?

 

他にも例として、大学教授やダンサー、映画監督や囲碁棋士と幅広いです。

 

⑤藍綬褒章

藍綬褒章は、経営や団体活動を通して産業の発展や社会福祉に大きく貢献した方に贈られます。

 

例としては保健衛生関係の団体の会長や保育園の園長、老人ホームの施設長などです。

 

⑥紺綬褒章

他の章で評価されてきた「努力」や「成果」、「勇敢さ」とは少し違います。

紺綬褒章は世のために寄付をすることが受章の条件なんです!!

個人では500万円以上、団体では1000万円以上が審議の最低条件とされています。

 

例として、「スラムダンク」の作者である漫画家の井上雄彦さんが2010年、鹿児島県に対するふるさと納税により受章しました。

 

どこかのお偉いさんじゃなくても、褒章を受けるチャンスはあるんですね!!

 

 

3.勲章の種類

 

続いては勲章の種類を挙げていきます!!

勲章を受章できるのは、簡単に言えば国のために頑張った人です。

 

勲章も大きく分けて、大勲位菊花賞(だいくんいきっかしょう)・桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)・旭日章(きょくじつしょう)・瑞宝章(ずいほうしょう)・文化勲章(ぶんかくんしょう)・宝冠章(ほうかんしょう)の6つの種類に分けられます。

 

①大勲位菊花章

一番価値のある勲章で、受章者には日本のために尽力したかつてのスーパースターが名を連ねています。

 

例として、昭和天皇や元内閣総理大臣の伊藤博文、西郷隆盛などです。

 

②桐花大綬章

大勲位菊花賞に次ぐ価値のある勲章です。

 

例として、元総理大臣の海部俊樹や森喜朗、経営の神様と呼ばれた松下幸之助が挙げられます。

 

③旭日章

日本で最初の勲章として1875年に制定されました。

瑞宝章と並ぶ価値のある章であり、目立った功績を残した方が対象となります。

旭日章は、旭日大綬章・旭日重光章・旭日中綬章・旭日小綬章・旭日双光章・旭日単光章の6つのランクに分けられます。

 

受章者の例として、笑点で有名な桂歌丸、日清食品創業者の安藤百福などが挙げられます。

 

④瑞宝章

旭日章と並ぶ価値ある章であり、長年の尽力が評価されます。

瑞宝大綬章・瑞宝重光章・瑞宝中綬章・瑞宝小綬章・瑞宝双光章・瑞宝単光章

 

受章者例として、日銀総裁や県知事、大学学長や社長などが挙げられます。

 

⑤文化勲章

その名の通り、文化の発展に大きく貢献した人に贈られる章です。

11/3の文化の日に天皇陛下より授かります。

 

ノーベル賞受賞者や学者、歌舞伎役者などが受章しています。

 

⑥宝冠章

勲章で、唯一対象が女性限定のものです。

 

受章者例として、最近では眞子さまや佳子さまが挙げられます。

 

 

いかがでしたか?

紫綬褒章と文化勲章は、文化に貢献という意味では同じですが、年齢や貢献の期間などが違うということがわかりましたね!!

また、褒章と勲章には様々な種類があり、対象の事柄やときには価値・性別も違うことがわかりました。

 

個人的には寄付で得られる褒章があると知って驚きましたし、仮にビルゲイツが日本人だとしたら何個の褒章・勲章を手にすることだろう・・・なんて想像してしまいました。

お偉いさんでなくても狙える章はいくつもあるので、是非挑戦してみたいものですね!!

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Daiki Shibata

Daiki Shibata

旅/バックパッカー/海外留学/海外インターン/マラソン/サブ3/ジムインストラクター/経済/途上国支援

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